大人と同じ矯正が可能になる
ワイヤーとマウスピース
12歳を超えると、永久歯がほぼ生え揃い、大人と同じ矯正治療を選択することになります。
この段階では、顎の成長を利用した治療は難しくなり、ワイヤーやマウスピースを使って歯を直接動かす方法が中心となります。
ワイヤー矯正は、歯並びが大きく乱れている場合でも対応できる点がメリットです。
長年使われてきた実績があり、幅広い症例に適応できるため、確実性の高い治療方法と言えるでしょう。
一方で、歯に強い力を加えるため、治療初期には痛みを感じやすいというデメリットがあります。
これに対して、マウスピース矯正は痛みが比較的少なく、取り外しが可能な点が特徴です。
食事や歯磨きの際に外せるため、口内を清潔に保ちやすく、虫歯のリスクも抑えられます。
痛みに敏感な子供や、初めて矯正治療を受ける場合には、マウスピース矯正の方が安心して取り組めるでしょう。
目立たない治療法
子供は毎日学校に通い、クラスメイトと長い時間を過ごしています。
そのため、矯正器具が目立つことに強い抵抗を感じる子供も少なくありません。
ワイヤーやマウスピースを歯に装着すると、口を開いた時に器具が見えるため、からかわれるのではないかと不安になるケースもあります。
その結果、矯正治療に消極的になったり、学校生活に支障をきたしたりする子供もいます。
しかし、現在では目立ちにくい矯正方法が複数存在します。
例えば、ワイヤーを歯の表側ではなく裏側に装着する裏側矯正であれば、正面から見た時にほとんど器具が見えません。
また、透明なマウスピースを使用する方法も効果的です。
透明なマウスピースは装着していても気づかれにくく、周囲に知られずに治療を進められます。
このような方法を選ぶことで、子供は安心して学校生活を送りながら、無理なく矯正治療に取り組めるでしょう。